先日の土曜は夏期講座の最終日で、街角と人物の描き方をテーマに行いました。街中のスケッチで、往来する人を描くことはとても難しいものです。スケッチでは動いている人々の形を素早く捉え、風景の中に的確な大きさと位置に描く必要があります。現地ではなかなか練習しにくいため、今回の室内講座でじっくり練習することとしました。
先ずは、写真を見ながら歩いている人の形をとる練習を重ねました。
後ろ姿や横から・正面からと、様々な角度から見た人物を素早く捉える練習です。その後、街角の風景を描いて頂きながら、風景の中での人物の描き方や手順・仕上げ方などをレクチャーしました。
街角のスケッチでは、人物が入ると絵に活気が出て生き生きとした絵になります。秋からの講座でこの練習の成果が出てくることを期待します。毎回猛暑の中での夏期講座でしたが、無事に終えることができて嬉しい限りです。
